身も心もヌードにされた夜に舞う…。名美と村木のエンドレス・ラブワルツ。止めどなく溢れ出す愛とエロティシズム。あの石井隆がついに自ら撮り上げた‘天使のはらわた’シリーズ最新作!!『死んでもいい』『ヌードの夜』と、90年代に名美を復活させ、今最も注目を集めている石井隆。これは当初、その『ヌードの夜』のタイトルで映画化される予定だった彼の初監督作品。当直の夜、患者にレイプされかけ、恋人にも裏切られた名美(桂木)。その彼女にさらなる不幸が!客の資金に手を出し、嫌がらせの電話に怯える毎日を過ごしていた村木(竹中)の車に跳ねられてしまったのだ。最初は名美を強引にモノにしようとした村木だったが…。熱烈な石井ファンで知られる竹中直人の鬼気迫る熱演、降りしきる雨に代表される官能性、村木の魂が滑空していく‘眩暈’にも似た撮影、そして「テネシー・ワルツ」。伝説の作品が今蘇る!