数年前に両親を亡くしてから家族は僕と妹だけになってしまった。妹はずいぶん前に結婚し、東京で夫と娘と3人で仲良く暮らしている。僕は実家を守る為この大きな家で一人暮らし。こんな田舎では出会いや、もちろん結婚の予定もなく毎日寂しい生活を送っている。しかし、毎年夏休み冬休みになると妹の娘「ひかり」が家にやってくる。年に2度の僕の唯一の楽しみで妹の真似をし僕の事を「おにいちゃん」と呼び一人寂しい生活をしている僕に寄り添ってくるのだ。小さな頃から見守ってきたがひかりの成長は早いもので最近では胸も膨らみ体に丸みを帯びてきた。相変わらず無邪気に寄ってくる姪っ子に僕は我慢できず…